Forest Sauna

日本三銘木の木曽桧を使用したオリジナルデザインの屋外サウナです。
木曽桧の香りに身を委ね、木曽の自然に抱かれる究極のととのい体験を。

CONCEPT

御嶽山のふもと木曽では、見渡す限りの大自然、そして古より受け継がれてきた薬湯文化がございます。
そんな木曽の魅力をご体感いただくために、2024年大浴場とサウナをリニューアルいたしました。
ここだけの体験で心休まるひとときをお過ごしください。

Attractive Point

  • 木曽桧のセルフロウリュ

    地元の老舗木材会社から誕生した美容ブランド『Meet Tree』の木曽ヒノキのアロマと、薬湯文化にちなんだハーブアロマをご用意しております。

  • 中央アルプスの湧き水

    水風呂で使用する水は、中央アルプスの湧き水を地下から汲み取りそのまま使用しています。
    自然が生み出す日替わりの温度、柔らかさをご体感ください。

  • 森を感じる外気浴

    澄んだ空気の中鳥のささやきと葉のざわめきを聞く贅沢な時間。
    高原ならではの心地よい風を感じられます。

HOW TO USE

  • フロントにてご利用の旨お知らせください。

  • サウナに入る前に大浴場の薬湯で身体を温め、老廃物の排出を促します。

  • 脱水症状の予防に脱衣場の湧き水ウォーターサーバーで水分補給を。

  • 大浴場の脱衣所で着替えをお願いします。ご自身の水着かレンタル湯あみの上にポンチョを着用ください。

  • ポンチョを着たままサウナエリアへご移動をお願い致します。

  • 空いているサウナを選び、まずはサウナで体を温めましょう。じんわりと体が温まります。

  • 柄杓を使い、サウナストーンにアロマ水をかけて熱い蒸気を発生させます。熱気とアロマの香りが充満します。

  • 湧き水を使用した水風呂で体を冷やします。最初は冷たいですが、だんだんと慣れてきます。

  • 外気浴コーナーでハンモックやリクライニングチェアに座ってリラックスします。鳥のささやきと森の風が心地よく感じられます。

  • その時に感じられる感覚が「ととのう」です。

  • サウナのご利用中、ご利用後も水分補給を忘れずに。売店にて木曽水や、森のサイダーを販売しております。

  • ととのい後は大浴場脱衣場に戻ってお着換えを。使用したポンチョや湯あみは返却BOXへお願いいたします。ロビーの乾燥機はご自由にお使いください

サウナの豆知識

ととのうとはどんな感覚? ととのう時のリラックスした感覚は、人それぞれ異なります。
具体的には、「頭が真っ白になる」、「頭がパカーンとなる」、「ブワーとなる」、「無我の境地」、「極楽にいる」など、人によって「ととのう」感覚の表現はさまざまです。
サウナの効果は? ・発汗により、体内の老廃物がデトックスされて美肌効果に。
・血行がよくなるため、冷え性や、肩こり、腰痛の改善に。
・ストレス緩和、興奮状態の緩和、自律神経がととのう。
・代謝がよくなり、痩せやすい体質に。
ロウリュとは? ロウリュとは、サウナストーンにアロマ水をかけた時に発生する「蒸気」を意味します。
ロウリュサウナは、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させて室内の湿度を上げることで、体感温度を上げて発汗させて楽しみます。これは、サウナ発祥の地であるフィンランドで一般的な入り方です。

Information

料金 宿泊者:無料
ご利用方法 ご滞在当日フロントまでお声がけください。
服装 当館のサウナは屋外にあるので、着衣でのご利用をお願いしております。
水着やTシャツなど濡れても良い服装をご持参いただくか、有料のレンタル湯あみ着を着用ください。 館内のご移動はサウナポンチョをご着用いただきます。
無料レンタル品 タオル、サウナポンチョ、サンダル
有料レンタル品 女性用上下湯あみセット 1100円
男性用湯あみパンツ 550円
【営業時間】 15:30~23:30(最終入場22:00)

サウナ 3基
定員:4名×1基 6名可決1基
温度:約70度(harviaストーブ)
水風呂 3基
定員4名×3基
機能:バイブラ機能有
外気浴 インフィニティチェア 3席
リクライニングチェア 3席
ベンチ 4席

Artistic Public Bath

絵を眺めながら、木曽の旅の思い出を振り返り、語り合えるように、薬湯文化の起源とも言われている『御嶽山』や、
木曽川や木曽馬など、はるか昔から続いているどこか懐かしいこの地の春夏秋冬の風景を銭湯絵師田中みずきさんに描いていただきました。

大正元年に初めて描かれ、その後銭湯には欠かせない存在となった銭湯絵。
銭湯絵の定番は富士山ですが、当館では薬湯の起源とも言われ、木曽のシンボルとなっている「御嶽山」の銭湯絵を描いていただきました。

古くから木曽地方の人々が野山に自生する薬草を用いて、家庭風呂で様々な病気を治していた事に学び、数種類の薬草をブレンドした薬湯です。
芳香成分による新陳代謝アップ、タンニンにより、神経痛・腰痛・肩のこり・リウマチ・冷え症・疲労回復・湿疹・ひび・あかぎれ・しもやけ・痔疾・皮膚病・関節痛に効きます。

それぞれの銭湯絵の紹介

雪に覆われた雄大な冬の御嶽山の麓に、桜の木々、新緑と正沢川の流れ、秋を彩る大銀杏を描き、四季の移ろいが同時に見られる銭湯絵ならではの風景を描いています。
高原をかける木曽馬、町の史跡「岩華観音」、御嶽山の自然を一望できる「キビオ峠展望台」など木曽の名所をご覧いただけます。

銭湯絵としては珍しい、動植物が優雅に漂う、森の中の様子を描いた構図の銭湯絵でございます。
御嶽山で栄えた修験道文化にちなみ、銭湯絵左から右に向かって、御嶽山の麓にある里山から、御嶽古道で見られるお堂や庚申塔などの風景をたどり、清めの滝行として目指される新滝・清滝の景色を描いております。

明治学院大学へ進学し、日本美術史を勉強。
その後、21歳で生まれて初めて銭湯を訪れた際に、銭湯に描かれた巨大なペンキ絵に出会う。
そこから、銭湯ペンキ絵師・中島盛夫さんに弟子入りし、2013年に独立。これまで100枚以上の絵を描いてきた。銭湯絵の定番は富士山ですが、今回は木曽エリアならではの御嶽山を描いていただきました。

銭湯絵ができるまで

銭湯絵はかつて銭湯の休館日に合わせて1日で仕上げていた慣習に従い、今回も1枚を1日で完成させていただきました。
下書きはせず全体を見ながら、わずか4色のみのペンキを使用し、一気に仕上げた圧巻の銭湯絵をご覧ください。